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低血糖

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低血糖

健康な人の体では血糖値は70~110mg/dlという狭い幅の中でコントロールされています。食事により上昇してもそれに見合ったインスリンがすい臓から分泌されるので、2時間後にはこの狭い幅に戻ってきて、それが下がりすぎてしまうこともありません。人間の体の中では、自然に調節されているのです。

しかし、糖尿病で血糖降下薬やインスリン注射などを使用している場合は食事時間や内容、運動、入浴などとのバランスによって血糖値が70mg/dl以下に下がりすぎてしまう場合があります。一般的に血糖値が70mg/dl以下に下がってしまうことを低血糖と言います。

低血糖になると、どうなるのか。

低血糖になった時、何もしなければさらに血糖値は下がっていってしまいます。

  • 50~70mg/dl・・・異常な空腹感・あくび
  • 40~50mg/dl・・・だるい・無表情・会話の停滞・学習力減退
  • 30~40mg/dl・・・冷や汗・脈が速い・腹痛・振るえ
  • 20~30mg/dl・・・奇妙な行動・意識喪失
  • 20mg/dl以下・・・痙攣・深い昏睡

※これには個人差や違う症状などその人に特徴的な症状のパターンがあるようです。
※自立神経障害があると、無自覚低血糖と言って血糖値が70mg/dl以下になっても低血糖 症状が自覚できず、かなり下がってから突然意識障害を起こすこともあります。

低血糖はどんな時になるのか。

  • 食事と食事の間隔をあけすぎた時
  • 食事の量がいつもより少なかった時
  • いつもの食事量解きでいつもより運動をした時(スポーツや登山など)
  • 空腹時に運動や散歩、入浴をした時
  • 飲み薬やインスリンの量を間違えて多く使用してしまった時

など

低血糖症状を感じたら、どうしたらいいでしょう。

まず、その時やっていることはすべて止めましょう。

自己血糖測定を行っていて、可能ならば血糖値を測定してみましょう。(明らかに高値ならば低血糖ではない)砂糖やブドウ糖・ジュースなどを摂取し、血糖値を上げてあげましょう。ブドウ糖なら10~20g(コップ半分くらいのお水に溶いたり、そのままなめるなど)、ジュースなら350cc缶の6~8割くらいです。

摂取後15分くらいですぅーっと症状が回復してくると思いますが、改善しない場合はもう一度同じようにブドウ糖などを摂取してください。すぐに症状から回復しても、次のお食事まで2時間以上空いている場合は糖質(表1)の物を2単位くらい捕食して、低血糖の再発を予防しましょう。

低血糖時に摂取するもの

低血糖は緊急時なので、体に溶け込みやすいジュースなどが適していると思われます。携帯しやすくて日持ちがする物として、飴玉やチョコレートを選ぶ方が多いのですが、体内への吸収が遅いので低血糖時の対処としては適さないものです。

ベイスン・グルコバイという薬を飲んでいる方

このお薬は体の中で消化不良のような作用を起こし、糖質の吸収を緩やかにするお薬です。低血糖を起こしている緊急時でも、薬の効果で糖質の吸収を緩やかにしてしまい、砂糖などを摂取しても血糖値が上がってくるのに時間がかかってしまいます。このようなお薬を使用している方は、砂糖をさらに吸収しやすい形にしたブドウ糖というものを直接補給してください。
当クリニックでもお渡ししています。市販のジュースなどにも、原材料名の欄にブドウ糖と書いてあるものがありますので、そういったものを摂取してください。

予防

  • 食前や空腹時に運動をしない。
    (運動は食後30分~1時間後から始めるのがいいでしょう)
  • 食前や空腹時に入浴をしない。
    (入浴もエネルギーを使いますし、入浴中の低血糖は事故につながり危険です)
  • ハイキングやゴルフなど、いつもより運動をする場合は前もって1~2単位の捕食をしたり、ジュースやブドウ糖、それらがすぐに購入できる小銭を持ち歩きましょう。
  • 糖尿病手帳は持ち歩くようにしましょう。
  • 規則正しい生活に努め、許可なくインスリンの注射量を自己調節してはいけません。
  • 自動車を運転する前には血糖値が100mg/dl以上あることが望ましいです。

低血糖を繰り返すことも体には負担ですが、低血糖を怖がりすぎて食事療法が守れなくなっては薬物療法の意味がなくなってしまいます。
低血糖を起こさないような生活、予防法を知り、起こってしまったら冷静に対処し、なぜ低血糖になったのかを振り返ることも大切です。
不安や疑問は何でも私たちに相談してください。

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