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VOL.01 サプリメントの摂り過ぎにご注意!

最近、日本でもビタミン剤などの各種サプリメントがブームになっていますが、医学雑誌のランセットに安易な栄養補助食品の使用に警鐘を鳴らす研究が発表されました。

セルビア・モンテネグロの研究グループによると、サプリメントを服用しても、消化器系の癌の発症率は低下せず、逆に組み合わせによってはかえって癌の発症率を上げてしまうことが明らかになりました。

これまでの大規模な疫学調査14件を分析し、17万人以上のデータを解析しています。ビタミンA、C、Eやβカロチン、セレニウムを服用している人は、プラセボ薬(偽薬:形状は同じだが、実はにせ薬で、薬の有効成分は含んでいないもの)を服用している人と比較して、消化器系の癌(食道、胃、大腸、肝臓、膵臓癌)の発症を防止する効果は認められませんでした。それどころか、サプリメントを服用している人の方が、癌による死亡の危険度は6%高くなりました。特にβカロチンとビタミンAの両方を服用した場合は約30%、βカロチンとビタミンEの場合は10%癌の死亡危険率が増加していました。

サプリメントは、抗動脈硬化作用や抗癌作用があるものが特に注目され、日本でも服用する人がかなり増えていますので、こういった大規模な疫学調査の結果に今後も注目する必要があります。

確かに有効性が確認されているサプリメントもありますが、あまりサプリメントには頼らずに、バランスの良い食事を摂り、品数を増やすように心がけるのも大事ではないでしょうか?3食必ず食べて、一日30品目(なかなか難しいですが)以上食べるのを目標にしましょう。

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